【書評】喜ばれる人になりなさい / お母さんに会いたくなりました。

皆さんこんにちはー!
今日はタイトルに引かれて読んでみたら、心が温まった本を紹介したいと思います。
最近実家に帰れてなかったので、ピンポイントに自分に刺さりましたね笑
登場するお母さんが超自由人なんだけど、一言一言が名言になってて、続きが読みたいあまりに、買ってその日に読了してしまいました!
今の私に必要なことが全部書いてあると言っても過言ではなかったので、書評を通じて少しでも皆さんの足しになればと思います。
それでは、今日もゆっくりバリバリいきましょう♪
喜ばれる人になりなさい
- 本書の特徴は大きく分けて2つある
- スラスラ読める内容になっている。
- 1つのエピソードごとに起承転結が上手く展開されていて、最終的に本全体の起承転結に繋がるように書かれている。
そして、タイトルにもあるように、『喜ばれる人になりなさい』に全てが詰まっていると言えます。
誰かが喜んでくれることをしたい、人って本当はそういう生き物なんじゃないかなと思っています。
たとえば、ラーメン屋さんは「おいしい!」と言って喜んでもらうためにラーメンをつくっているのかもしれません。
たった一人でもいいから、喜んでもらいたい…私は書評ブログを始めて1年ほどになりますが、おそらくまだ誰の助けにもなっていないし、喜びを提供できていない、そんな気がしてなりませんでした。
だからマーケティングの本を読んだり、新しい投資の本を読んだりといろいろやりましたが、全部空回りしていたみたいです。
見えない相手のことを真剣に考えて、喜ばれる記事・読みたい記事を書く。
だからこそ、ファン・読者が集まるんだな…と、当たり前のことを知れた本書には感謝の限りです。
この本を母ではなく、父に贈ろうと思う
読んでて何回かウルっときたこの本だが、母ではなく父に贈ろうと思う。
理由はシンプルに、父とばあ様にもっと笑顔で過ごしてほしいからだ。
正直に書くと、私は父のことが嫌いだった。
自営業で酒屋を営んでいたが、じい様が死んでからは売上が減り酒屋を畳んだ。
父は無職になり、働く気は0だった。
当時ガキだった私は、世間体を気にしてか、それがすごく嫌だったのだ。
しかし、35歳独身おじさんになったイオリはこう考える。

父さんとばあ様は、私が小学生のころからいがみ合って、常にケンカしていた。
それがたまらなく嫌だったけど、あれから30年経った今でも変わらない…。
つまり、これって関係が良好なのでは?笑
そう思ってから、父さんとばあ様のケンカはずいぶんと可愛いものに感じるようになってしまった。
ばあ様と私は、実家に帰るとよく喋るのだが、父さんに対してこんなことを言っていた。
「あの子はいつまでもマザコンなのよ」
正直吹き出した笑
いや、うん…やっぱお母さんって強いんだな!
おわり
私の母ではなく、父さんの母つまりばあ様について語ったのには訳がある。
もうかなり高齢なので、いつ亡くなってもおかしくないのだ。
そう考えると、会えるうちにあっておこうという気持ちが膨れたのと、父さんとばあ様が笑い合える場面をもっと見ておきたいと思い、本書を父さんへ贈ることにしたのだ。
ぶっちゃけ、子供の私から「もっとばあ様と仲良くしなよ」とか言われたら、間違いなくへそを曲げるだろう、そういう人なのだ笑
あ、タイトルに偽りなく私も母さんに会うつもりだ。
最近は小まめにラインを送るようにもなった。
正直、私もマザコンなのだろう笑
だが、そのぐらいでちょうどいいのかもしれない。
母さんも父さんもばあ様も、生きて笑ってくれていれば、それだけで幸せに思えるのだから。