きみのお金は誰のため / ストーリー形式で読めるお金の教科書 ※ネタバレ無し

2025年7月27日(日)更新
お金には3つの真実がある
ひとつ、お金自体に価値はない
ふたつ、お金では何も解決できない
みっつ、みんなでお金持ちになっても意味がない
こんにちは〜イオリです!
今回は田内学(たうちまなぶ)さん著『きみのお金は誰のため』について紹介します♪
学校教育では学べない、お金にまつわる3つの真実をストーリー形式で読める本書は、中学生ぐらいのお子様から大人のあなたまで、幅広い方に楽しんでいただける内容になっています!
ストーリーのネタバレはしない方向で、3つの真実について一緒に学んでみませんか?
それでは、今日もゆっくりバリバリいきましょう♪
お金自体に価値はない
質問です!
Q.お金で物やサービスを買えるのはなんででしょう?
A.お金の存在をみんなが認めているから♪

???
一体どういうこと?

たとえば、私がメモ用紙に1万円って書いても、それはただの紙であって、1万円としては使えませんよね。
では、日本という国が法律で決めた紙に1万円と書いて発行した場合は?

それは間違いなく1万円札ですね!

国民と世界から認められている日本だからこそ、印刷した紙が1万円として使えるのです。
みんなが認めているからお金として成立するのです。
認められ信頼から成り立っている日本円ですが、日本の信頼が無くなったら、日本円はただの紙切れになってしまうでしょう。
お金では何も解決できない
よくアニメや漫画の悪役が「お金があれば何でもできる!」と言いますが、本当は何もできません。
たとえば、あなたはお腹が空いたのでフランスパンを買いに行きました。
パン屋さんにお金を払えば問題解決♪というわけではなく、パンをつくる人・麦を育てる人・麦をトラックで運ぶ人、1つの商品の向こう側には大勢の人たちが関わっていて、誰かが欠けるとパンが買えなくなってしまいます。

お金があっても解決してくれる人がいないとダメなんだね。

押さえておきたいポイントは3つです。
- お金は『問題を解決するため』に支払われる。
- 『問題を解決してくれる人』がいないとお金をいくら持っていても無意味。
- 自然界に存在する『天然の素材』が必要である。
- 空気・水・金属など。
もし、あなたが億万長者だとしても、無人島では問題を解決してくれる人がいないので、いくらお金があっても意味がありません。
みんなでお金持ちになっても意味がない
【速報】明日、日本国民全員に1億円配布!!!!!

ウッヒョ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
好きなもの買いまくるぞおおおおおおおおお♪

日本国民全員がお金持ちになりました。めでたしめでたし。
とはなりません。
もし、みんながお金持ちになったらどうなるでしょうか?
まず、お金持ちになった私たちは、欲しいものを買いまくります。
そうするとお店側は、「もっと値上げしても売れる!」という気持ちになります。
お店が値上げする→私たちが買う→もっと値上げされる→原材料もどんどん値上がりする。
こうして最終的に、フランスパンが1個100万円、ラーメン1杯1,000万円というとんでもない金額になってしまいます。
物価がどんどん上がることを専門用語で『インフレーション』略して『インフレ』と呼びます。

インフレ恐るべし…。
ラーメン食べるのに1万円札1,000枚持ってお店行かないといけないのか…。

1920年代にドイツで起きたハイパーインフレでは、お札の価値がほとんど無くなったせいで、ご飯を買いに行くときは台車に札束を山のように積んで出かけたみたいだよ!
富める者と貧しい者の格差があるからこそ、均衡が保てている。
残酷な現実ですが、『みんなでお金持ちになっても意味がない』のです。
まとめ
- お金自体に価値はない
- 信頼される国・機関が発行することで、初めてお金として認められる。
- お金では何も解決できない
- 問題を解決してくれる人がいて、初めてお金が使える。
- たとえ億万長者でも、無人島では問題を解決してくれる人がいない。
- みんなでお金持ちになっても意味がない
- 販売する側も合わせて値上げを行う。
- ハイパーインフレが起きて、お金が紙切れ同然になることもある。
きみのお金は誰のため
問題解決のために払うお金は巡り巡って、誰かの元へ届きます。
「お金使って経済回していこうぜ!」という言葉をよく職場で聞きますが、お金の本質を突いた言葉です。

きみのお金は誰のため
私のお金は私のためのもの。
今よりも豊かに、幸せになるためにお金を使う。
本書を読んで少しだけ見方が変わったのは、『お金の向こう側には人がいる』ということ。
毎日使っているノートパソコンも、愛用している水筒も、世界の何処かで、誰かが天然の資源を採取して、加工して作ってくれたもの。
お金を払うとき、そのことを強く意識するようになりました。
もし、本書を読む機会があれば、読む前と読んだ後で思いを書き出してみてください。
あなたのお金に対する考え方は、良い方向に必ず変わっているはずです!
それでは、さようなら〜