【書評】ザイム真理教 / 信じるだけでは救われない

最近、『財務省解体デモ』という言葉をよく見かける。
正直、これまで政治に無関心だった自分にとって、デモの熱意・やる意味について無知であった。
そんな中、ふとBOOK OFFに立ち寄った時に見つけたのが『ザイム真理教』だった。
見るからに胡散臭いタイトルで、ヤバい内容なんじゃないか…と思いながら、試しに読んでみようとパラパラ立ち読み後に購入した。
読み進めると、それは森永卓郎さんが書いた日本の暴露本であったことが分かった。
なぜ、消費税は増えていくのか?
今回はこの部分にしぼって、解説していきたいと思います。
それでは、ゆっくりバリバリいきましょう!
はじめに結論
財務省もといザイム真理教では『財政均衡主義(ざいせいきんこうしゅぎ)』という教義を遂行することこそが正義だと言われています。
この教義をその時代の総理大臣に教え込み、洗脳することで国民もまとめて洗脳し裏から操っているのがザイム真理教なのです。
財政均衡主義とは
では、ザイム真理教の教義『財政均衡主義』とはなんのか?
財政均衡主義とは、『税収の範囲内で財政支出をしなければならない』という考え方です。
私たちにたとえて言うなら『会社から貰った給料の範囲内で生活しなければならない』となります。

ん??
それって普通じゃない?
貰った給料以上に使ってたら、クレジットカードで借金まみれになっちゃうじゃん!
そう、ここだけ聞くと当たり前のことに聞こえるのが怖いところなのです。

皆さんのおかげで今年も税収の範囲内で、日本を運営することができました!
ありがとうございます。
しかし、来年からは国防費・年金・海外留学生優遇…うーん、今の税収じゃ足りないなぁ。

せや、増 税 したろ!
こうして、消費税は10%・20%・30%と引き上げられました。
財政均衡主義は末永く守られ続けましたとさ、めでたしめでたし。
なわけないだろええええええええええええええええ!!!?

なんで国民の負担増えとんねん!!?
しかもこれ…あれじゃん!?
無 限 ル ー プ
そんなこんなで世はまさに大増税時代に突入しています。
極めつけは、財政支出の向かう先が海外支援だったり、年金だったり、生活保護だったりするわけで、働く現役世代のモチベーションは激萎えなのですよ。
で、そこに気づいた人たちが集まってやっているのが『財務省解体デモ』だったりします。
※もっとつっこむと、私たちの税金で私腹を肥やしたり、汚職事件などの裏金に怒りを覚え、デモに参加している人もいますが、そこについては当記事では触れません。
まとめ
- 財務省が『財政均衡主義』を推し進めることで、財政支出が増えるほど私たちの納める税金が増えていく。
- たとえば、税収アップの為に消費税が増える。
- 『財政均衡主義のウロボロス』
- 合言葉は『せや、増税したろ!』
- 世はまさに大増税時代
- 来年からは『子育て支援制度』と言われる、読んで字のごとく子育て世帯を支援する制度が開始されます。
- そして、その支援金はどこから出てくるかというと…。
- もちろん、私たちのお財布から出ていくのでした♪ちゃんちゃん♪
- 独身者は何の恩恵もないことから『独身税』と呼ばれています苦笑
- まるで独身であることが罪のようで、少しイラっとしますね!笑
- 独身者は何の恩恵もないことから『独身税』と呼ばれています苦笑
以上です。
日本に住んでいる以上、支払うべきものは支払うのがルールですが、税金ほど払いたくないものはありませんね苦笑
この仕組みをぶち壊すには、選挙で『財政均衡主義に反対する政党』に投票し、国を変えてもらう必要があります。
特定の政党を支持する内容は書きませんが、この本を読んでからというもの、今まで以上によく考えて選挙に行こうという気持ちになっています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら~