【書評】もし、あなたが解決策の一部になっていないのなら、あなたも問題の一部だ

皆さんこんにちはー!
タイトルからどぎつい言葉ですみません苦笑
これは作家:アダム・カヘンさんの言葉です。
これを言われてムッとした人、うわっ…と思った人、そんな人に質問です。
職場で会議をしていると、意見を言うには言うが、問題に対しての論点ずらしだったり、意味もなく時間を引き延ばしてみたり、と「時間を無駄にしているな~」と思うこと、ありませんか?
私は正直こればっかりでうんざりしてますね笑
自分が発言する機会がない会議は全部欠席したいところですが、そこは悲しきかなYES!サラリーマンなのですよぉ…。
さて、そこで提案です。
自分の力が及ぶ範囲で、少しでも無駄を減らして業務効率を改善したくはないですか?
今回紹介するのは、ほんの小さな力で今後の業務に永続バフが入るものばかりです!
それでは、ゆっくりバリバリいきましょう♪
はじめに結論:当たり前のことを当たり前にやる
実は本書で紹介する小手先のムダ取り術は、『当たり前のことを当たり前に』やっていれば必要ありません。
え、書評なのにいきなり全否定ですか!?
と、思われそうなので補足すると、『当たり前が間違っていれば、無駄が生じる』まずは何が当たり前で効率的なのかを知るところから始める。
というのが本書の趣旨です。
自分がやってきたことを疑って掛かってみる、ちょっと引いた視点から見ると、これまで見えなかったものが、見えてきます。

オススメのムダとり術3選!
本書の中で私が、「あ、これいいな」と思って実践してみたものを3つ選んでみました。
やるかやらないかは、メリット・デメリット両方から判断してみてください♪
1.電話の取り次ぎでいちいち仕事の手が止まる
忙しい時に限って鳴りやまない電話にイライラしたことはありませんか?
固定電話が職場にある会社なら、いざ電話を取ったら別の人への取り次ぎで、ただ手が止められただけになりかねません…。
そこで一つのアイデアとして、取引先には自分の社用携帯番号を教えておきましょう。
必要な電話は全て自分直通になるので、余計な電話取り次ぎをする必要が無くなります!
さて、この問題は根本からどうにかしないと解決しませんね。
あくまで私個人の意見になりますが、こんなやり方をしています。
2.デスクが紙資料で溢れかえっている
いっつも思うのですが、なんで上司や同僚、後輩の机はあんなに紙で溢れてて汚いんだ?
私が個人的に貸した本が書類の下敷きになっているじゃないか!
と、まぁ個人的な怒りは置いておきましょう。
これ、実は簡単に解決できます。
まず、積み重なっている資料をスキャナーまで持っていって、全部pdfにしてしまいましょう。
で、押印や紙でなければならないもの以外は全部捨ててください。
以上、終わり!
ありえないほどの量の私物でデスクが埋もれている人が職場にいます。
人としては大好きだし、仕事ではお互い協力し合っていますが、机が汚いのがちょっと我慢ならないですね笑
3.余計な仕事に手を出してしまう
何が余計な仕事じゃい!
こちとら全部重要で最優先事項なんだよおおおおおおおお!!!!!
はい、いったん落ち着いて。
確かに全てやらなければいけない仕事ですが、仕事には優先順位があります。
- 仕事の優先順位は『重要度』と『優先度』で4つに分けられる。
- 『重要度』が高く、『優先度』が高い。
- 『重要度』が高く、『優先度』が低い。
- 『重要度』が低く、『優先度』が高い。
- 『重要度』が低く、『優先度』が低い。
- こんな感じで、上から順番が最も先に処理しなければいけない案件です。
さて、話を戻して、じゃあ余計な仕事ってなんのこと?
- 1時間後に始まる会議の資料を作らなきゃいけない時に、関係ない案件のメールチェック。
- チームで進めている急ぎの案件の最中に、交通費の領収書をまとめ始める。
- ほかの人が待っている時は勘弁してくれ~!
これが一番の代表例だと思います!
仕事の基本ですが、『やることは無限にある』ので、『今やらなくてもいいことを見つける』ことから始めましょう。
仕事の効率的にこなすには、やることを決める以上に、やらないことを決めることの方が遥かに重要です。
まとめ
- 『当たり前のことを当たり前にやる』
- 連絡は必ず電話は昔のやり方、『相手の時間を奪っている』ことを認識すること。
- 紙媒体の書類は全部pdfにする。
- 紙での提出が求められているもの、押印が必要なものは別です。
- 仕事の『重要度』と『優先度』を見極めてタスクを進める。
- 仕事は『やることが無限大』です。
- どうせやらなくちゃいけないなら、『今やらなくてもいいこと』を見つけて、やらない選択をしましょう。
以上です!
書いてて思ったのですが、こういうの新人研修でやらないんですかね?
少なくとも、私が新社会人になったときは、やった記憶がありませんね。
仕事を教えるなら、まずは仕事を進める心意気・基礎から教えてあげるべきだと、改めて思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、別の記事でお会いしましょう。
さようなら~