【書評】ぐでたまの『資本論』 / マルクスの資本論をぐでたまが解説!?

え、ぐでたまが…資本論を!?
できらぁ!!!!!
今回は思わずタイトルを二度見し、購入を決意した 『ぐでたまの『資本論』』 を紹介します笑
ドイツ出身の思想家カール・マルクスが書いた『資本論』は、今現在も読み継がれている名著であることは間違いないのですが、いかんせん言い回しが難しかったり、文字ばかりでとっつきにくくあります。
そこで、サンリオと朝日文庫が手を組み出版されたのが、『ぐでたまの『資本論』』なのです。
資本論を読みたいけど、なかなか手が出せなかったあなたにチャンスです!
それでは、本日もよろしくお願いします♪
そもそも資本論ってなに?
19世紀の思想家カール・マルクスが提唱した考え方で、『働く人こそが一番尊い存在である』という思いを広めたいと思い書いたのが資本論です。
19世紀ヨーロッパでは、資本家が労働者を奴隷のように使うことで巨万の富を築いていたので、それを見て労働者たちに自分たちは尊い存在だと築いてほしかったのかもしれませんね。
自分の時間・健康を何よりも大切にし、幸せの為に働くべきである。
マルクスの言葉は現代を生きる私たちにも刺さりますね。
心に沁みた言葉3選
ここからは本書の中で、これだ!と思ったものを抜粋して紹介したいと思います。
本書では一つの言葉に対して3つの文が書かれています。
- 分かりやすく抽象的に書かれた分
- 意味を解説する文
- マルクスの書いた原文
今回は①に補足としての②を足して、私の言葉も交えて紹介します!
1.めんどうなのは初めだけ
何かを始めるとき、思った以上にパワーが必要になります。
貯金をしなくちゃいけないなぁ、でも…。
転職したいなぁ、でも…。
副業始めようかなぁ、でも…。
でも、でも、でも…新しいことを始めるときの最初のつまづきは、『今やっていることの方が大切だから、現状維持したくなり理由をつけて結局やらない』これに尽きます。
ですが、もし始めることができれば?
意外と、そこからは少しのパワーで続けることができたりします!
大切なのは、本気で何かをやろうとする最初の一歩なのです!

2.時間を掛ければいいってわけじゃない
やることが山積みの時、やみくもに仕事を進めてしまうこと、ありますよね?
焦る気持ちはすごく分かりますが、そんな時こそ優先順位をつけてみましょう。
- 重要度が高い × 緊急性が高い
- 重要度が低い × 緊急性が高い
- 重要度が高い × 緊急性が低い
- 重要度が低い × 緊急性が低い
私はよく上の4つで判断するようにしています。
と言っても、①がほとんどだと優先順位も何もないですよね苦笑
そんな時は、自分の中で完成度60%ぐらいで良いので提出しましょう。
これは所感ですが、人はこれぐらいでいいかな~と思うとき、だいたい80%ぐらい完了しています。
2:8の法則で知られるパレートの法則を当てはめるなら、100%の仕事をする為の時間10割に対して、2割の時間で80%の仕事は完了しています。
ブラッシュアップは、時間のある時にやるのが吉です♪

3.心の疲れをとろう
休日たくさん寝たのに、なぜか疲れが取れていないこと、ありませんか?
それって実は心が疲れているからだったりします。
心の疲れは自分で認識するのが難しく、気づいた時には…なこともあります。
一番の特効薬は好きなことをすることです!
ですが、自分は何が好きなのか分からない…という人もいます。
そんな時はほんの少しでも良いので、体を動かすことが大切です。
いきなりランニングや筋トレは、続かない可能性が高いので、まずはウォーキング(散歩)から始めてみることをオススメします♪
また、私も最近気づいたことなのですが、『STOIC 人生の教科書』を初めてから、だいぶ心が軽くなったように感じます。
もし、余裕があれば一緒に『STOIC 人生の教科書』をやってみませんか?

感想
正直な話、表紙とタイトルで購入を決意した本書でしたが、読んでみると意外と深いことが書いてあり、驚きました笑
現代を生きる私たちにも当てはまる『資本論』は、日常に少しずつ溶け込ませることで効果を発揮します。
少しずつ自分の考え方に馴染ませ、一生の知恵として活用できればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら~
さようなら~